3か月半にも及ぶパナマライフが終わりを迎える。
最後の観察は神の粋な計らいか、透明度がいつもより良く
(といっても5mほどであったが)
交接も観察できた。
今回スノーケリングによる行動観察を初めてやってみたわけだが、
実際にやってみてはじめて分かることがいろいろとあった。
まずは波について。
水面にプカプカ浮いて観察するのだが、波の影響をもろに受ける。
SCUBAでは潜ってしまえば解決する程度の波浪もスノーケリングでは厳しくなることも。
BOCASではカミナリなんかも激しい時があったが、
これもスノーケリングしている時はかなり恐怖を与えてきた。
実際の影響は分からないが、あまりにも怖かったので、
大事をとって途中からは観察を中止にした。
そして透明度。
そもそもサンゴがあるような温かい海はみなきれいだと思っていた事が
間違いのはじまりだったのだが、
表層から観察するので距離が空くと本当に見えなくなる。
SCUBAよりも長時間観察できるのは何よりもいいポイントなのだが、
生物の状況だけでなく、環境、特に透明度は次からは押さえておくべきことだと知った。
この点も踏まえながら、次のフィールド探しをしなくては。
さて、重い荷物を抱えて明日からは移動。
常夏のパナマに別れを告げ、涼しいウェールズ生活の再開だ。
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