研究室の学生が少し離れたキャンパスに車で連れて行ってくれた。
サンプルを持っていけばここのスタッフがシークエンスしてくれるそうな。
植物の研究室がメインとしているキャンパスなのだが、まぁ驚いた。
次世代シークエンサーが5つも設置されている。
前の職場で最先端と謳っている施設にも次世代シーケンサーは一つだけだ。
それでも感心していたのだが、用途が違うものとはいえ5つもあるとは恐れ入った。
他にも内部を案内してもらったのだが、
巨大な温室に、これまた巨大な実験システムが。
ベルトコンベアーで植物の鉢が、車庫のような建物に次々と自動で運ばれていく。
話を聞くと根から葉まで、3次元で構造をスキャンする機械らしい。
何をしているのかは分からないが、
すごいことをしているんだろうなと感じさせる力はこれまでで一番だった気がする。
カミオカンデとか見学したらこんな気分を味わえるのだろうか。
今まで田舎の小さな大学としか見ていたかったアベリストウィス大学だが、
その本当の力をはじめて見た一日となった。
PR