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NoriyosiBlog

イカの行動生態を研究しているポスドクのブログです。 調査や研究のこぼれ話からポスドクの生き様などを紹介できればいいなぁ。

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自覚が無い身分詐称

全力でダラダラしている土曜日
そんなことはどうでもいいことなので、先日の沖縄の話でも

初日は打ち合わせしか予定が無く、ちょっと時間が空いたので、
比較的近場の首里城周辺をぶらついた。
スケジュールの都合上、昼を抜いたので腹がそこそこ減っていたのだが、
城の周りをぶらついていると、ブルーシールアイスの店を発見。

サトウキビと紅芋のアイスを注文し、店先でほうばっていると、
店主が「あんた先生かい?」なんて話しかけてきた。
俺もびっくりして「なんでわかったんですか?」なんて返すと、
「こんな時間に歩いている若いのはだいたい先生なんだ。」
とあんまりしっくり来ない回答が。

まぁ、それでもこの親父すげぇなぁ。なんて思いながらアイス食ってて、
しばらくしてから気づいたんだけど。

俺、先生じゃないじゃん。

なんで分かったんですか?じゃねぇよ。
しれっと答える自分に一番びっくりだよ。
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ハードボイルドでした

老人と海 (新潮文庫)

薄っすい本なのに毎朝ちょっとづつ、だらだら読んでたから
読み終わるまで一ヶ月くらいかかってしまったよ。

おじいさんがひたすらでかいカジキと格闘するだけの話だった。

まぁ、その描写はなんとなくマグロ船を思い出すものがあった。
といっても、俺は漁師さんの隣で見てただけだけで
偉そうなことは何もいえないんだけどね。

薄いのに一気に読めなかったのは話自体がとても単純だからだろう。
魚との格闘に良くここまで引っ張って書けるなという感じ。
一時期のキャプテン翼みたいに数ヶ月たっても1試合が終わらないみたいなもの。
自分は先の分からない話に興味があるが、言い回しとかには関心がないのでこういうのは苦痛なのよ。
薄くなけりゃ、投げ出していた。

やっぱり戦国時代は血をたぎらせる

キングダム 1 (ヤングジャンプコミックス)

おもしろいとの評判は聞いていたものの、
なんとなく絵柄が好きでないという理由で敬遠していたが
暇つぶしにレンタルしてみてドはまりしてしまった。
睡眠時間を削って一気に読んでしまうほどに。

話のパワーはもちろんだが、テンポが非常に良く話が進んでいく。
人気の出てきた少年漫画などは変に回想などが入ったり、
余計なエピソードトークによる引き伸ばしが多くなりだれる事が多いが、
そういうのがまったくないので飛ぶように読める。


最近買った本

まんが道 1 (GAMANGA BOOKS)

満賀道雄が肝油を食べて「あま~い!」というシーンを見たいがために購入。
とても有名な藤子不二雄の自伝的漫画なので以前から気になっていたが買って良かった公文式。
異常なほど没頭できるような夢がある人は羨ましい。


老人と海 (新潮文庫)

先日、研究室の新メンバーにマグロ漁船に乗った時の話をしたら、これがなかなかウケまして。
マグロ漁船での経験は個人的に面白いとは思っていたが、思ったほど周りにはウケないもので。
自分の話し方が悪いに違いないとは思いつつも、やはりそんなに面白くはないのかという気もしていて。
今回の件は自分のセンスはまだ大丈夫だと安心させる出来事で、嬉しかったわけなのだが

自分が4m近いカジキが漁獲された時の話をした後、同僚と四年生が老人と海の話をしたのだ。
で、その本で盛り上がる二人をよそに、本を読んでいない自分は置いてけぼり。
こういうことがあると、読まずにはいられないもというわけで購入した。

とても薄くて読みやすいのだけど、カジキとの格闘シーンまでしか読めていない。


ハダカデバネズミ―女王・兵隊・ふとん係 (岩波科学ライブラリー 生きもの)

こちらも小難しいことが書かれていなくてたいへん読みやすい。
脊椎動物唯一の真社会性を持つハダカデバネズミの研究に挑んだチームのお話。
苦労するのはフィールドだけじゃない。未知の生物の飼育はたいへんだということがよく分かる本。
ただ、小難しい話はない分、研究成果についてはほとんどかかれていないのは残念。

別刷りの請求のいろいろ

一番新しい論文のPDFファイルの請求を求めるメールが最近結構届く。
これは一種の論文の質を示すバロメーターなので、届くのは嬉しい。
ただ、これまでちょっと腑に落ちないことがあった。
一番自分のなかで手ごたえがあり、
最もインパクトファクターが高い雑誌に載った論文に関してはまったく請求が無いのだ。

そんなことでむにゃむにゃしていたのだが、
ある日、同僚と話していると、彼にも同様の現象が起きているみたいだ。

で、二人で話し合った結果、この現象はメジャーな雑誌ほど多くの機関で購読契約している一方、
マイナーな雑誌は読めないところがほとんどなので請求メールが来るのだろうという結論に達した。
そう考えると、請求メールの多さが最も良いバロメーターというわけでは無さそうだ。

そういえば最近は別になんとも思わずさっさとファイルを送るのだが、
はじめて海外から別刷り請求メールが来たときは心躍ったものだ。
必死に辞書や文例集を引きながら、必死に論文を添付したメールを送ったら、
サンキューの一言だけでがっかりしたのはいい思い出だなぁ。

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プロフィール

HN:
Norico
年齢:
44
HP:
性別:
非公開
誕生日:
1980/08/19
自己紹介:
イカの行動生態学を研究しているポスドクです。

研究テーマは繁殖行動の進化・・・
ざっくり書くと、どんな雄がモテるのか、メスはどんな雄が好きなのかということを研究してます。

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