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NoriyosiBlog

イカの行動生態を研究しているポスドクのブログです。 調査や研究のこぼれ話からポスドクの生き様などを紹介できればいいなぁ。

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別刷りの話

先日、調査から帰ると机の上に海外からの郵送物が置かれていた。
海外から郵送物が届くような当てが無いので、不意にこういう物が届くとドキドキする。
で、中を開けると先日印刷された論文の別刷りが。

最近は電子化が進み、論文は紙からPDFファイルで保存する人がほとんどとなった昨今、
印刷代がかさむ別刷りの発行はお金を払えばやってくれるが、フリーでの配布を行う雑誌は少なくなった。
というか論文のPDFファイルをその代わりに配布することで、
そのファイルから著者が別刷りを印刷するという形に変わったというべきか。
そうなると、悲しいかな、わざわざ印刷して周りに配ったりはしなくなるのものだ。

自分が論文を出したのは電子ファイルが定着し始めた2008年からだが、
定着はじめの時代だったせいか、雑誌のせいなのか、
2009年に出た2本目の論文までは別刷りを手にすることが出来た。
”謹呈”と書いて、周りにいる人に別刷りの配布をするのはとても誇らしい作業だった。

そういうわけで、久々にこの誇らしい作業を研究室の皆相手に行った。
さすがにPDの立場で学生相手の別刷り配布は昔ほどの感動は無かったけど、
手に取れる一つの形を渡す行為はやっぱりなかなかいいものだ。
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だらだらサタデー

ロボットの大きさ比較 174作品を並べてみた【ミクロマン~グレンラガン】



知っているロボットから聞いたことも無いロボットまで
まぁ、ロボットじゃないのもちょくちょく混じっているけど。

グレンラガンの大きさが際立つ。
久々にグレンラガンが見たくなったよ。




村上春樹のレビューが面白い件

村上春樹さん新作はイカ臭い? とてつもないAmazonレビューに1万人が「参考になった」

村上春樹の本は1Q84しか読んだことは無いが、とてつもなくハマったのを覚えている。
しかし、じゃあ、これをきっかけに彼の著作を読んでみようというふうにはならなかった。
んで、このレビューを読んでちょっと合点がいった。

おしゃれなスタイルが体に浸透する状況に入れば何もかも面白い。
レビューで書かれているようにそこにはリアルな空気感というより、
ファッションのようなシャレオツな文章が続いている。
それを意識することなく、その世界感を受け入れることが出来れば
お洒落な村上ワールドの住人になれるのだろう。

こういう世界と無縁の、まさにこういう文章を嫌いそうな卑屈な自分が1Q84にハマったのは
マグロ漁船乗船中で暇つぶしがまったく無かったことも大いに関係しそうだ。
思い起こせば、最初は長ったらしい、説明の多い文章が嫌でしようがなかった。
だが、それしか読むものも無いので、一日一章読んでいったのが、
やがて火がつき、数日後にはラストまであっという間に読み進めたものだ。

しかし、再びあのような状態になれるかは正直疑問だ。
リアル感の無さを素直に受け入れることが出来る気がしない。

絵に不思議な迫力があるのよね

へうげもの 一服 (講談社文庫)

昨年の隠岐への旅路と行きの旅程はまったく同じだったので、暇つぶしも昨年と同じ本屋でへうげものの続きを買った。

移動中のお供は一冊あたりのボリュームが多い小説に限ると常々思っている。
それに比べ、まんがはつぶせる時間が短い。普段の自分だったら買うことが無かっただろうが、文庫本だったため思わず手に取ってしまい、あらすじの魅力で試しに一冊購入してしまった。

戦がメインの戦国時代を茶の湯や数寄(風流)に焦点を当ているという切り口の面白さも去ることながら、数寄を取るか、武を取るかに揺れる戦国武将の生き様がとても面白い。これが茶器のうんちくのようなもので終わっていたらここまで面白い作品にはなっていなかっただろう。

あまりに面白かったので、帰りに同じ本屋に立ち寄り、さらに4巻まで購入したのが去年のこと。
今年もそれを思い出し、行きでは5,6巻、帰りに7,8巻を購入。
今回の4巻も中身が濃く、非常に楽しませてもらったのだが、中でも利休切腹のシーンは圧巻。迫力の描写に何度も見返してしまった。

文庫本は8巻以降未だ出ていないみたいなので、次は来年か。

大柄だが太っていないところが悔しいところ

今シーズンのシロウオ調査が終わった。

一日目は風もなく陽も差してとても気持ちのいい日和だった。
石をひっくり返しては卵塊の数を数える単純な仕事だが、一日中やるとさすがに疲れる。
調査が終わるころには私のお腹もペコリーノですよ。(←これは流行る)

そんなもんだからついつい夕食は大盛にしてしまうのだが、ふと見ると先日2kgカレーをぺろりと平らげた4年生が親子丼を単品で頼んでいる。しかも大盛でもない。
前回の調査でもそんな様子で、調査から帰ると腸炎でダウンしたという事態になったのでちょっと心配になったわけだ。
だが宿に帰った直後、それはまったくの杞憂に終わる。

反省会会場に現れた彼は
片手にはオニギリを携え、
ぺヤング超大判を持って現れ、
すべてを平らげた後、さらにレーズンロール5個を食ったのだった。

1杯の親子丼なぞ準備運動に過ぎないとはなかなかの逸材。
ちなみにざっと摂取カロリーを見積もると夕食だけでオーバー2000キロカロリー


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プロフィール

HN:
Norico
年齢:
44
HP:
性別:
非公開
誕生日:
1980/08/19
自己紹介:
イカの行動生態学を研究しているポスドクです。

研究テーマは繁殖行動の進化・・・
ざっくり書くと、どんな雄がモテるのか、メスはどんな雄が好きなのかということを研究してます。

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