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NoriyosiBlog

イカの行動生態を研究しているポスドクのブログです。 調査や研究のこぼれ話からポスドクの生き様などを紹介できればいいなぁ。

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残すはアラ鍋かな?

学生の卒論提出記念を出汁に思案橋でパーッとやってきた。

もうすぐ長崎に来て1年になるがちゃんぽん、カステラ、トルコライスくらいしか食べたこと無かったので
この際と思い、長崎名物の一つであるクジラ料理を喰らうことに。

クジラベーコンなんてそこらへんの店で食べるとこれの何が上手いんだという印象だが、
さすがに高級店で食べると違う。臭みも変なクセもなくただただ旨かった。
もちろんベーコン以外のさえずりや赤身は言うまでもなくのおいしさだ。

味も値段も高級なクジラ料理に気分の良くなった我ら卒論記念御一行(3名)は
思案橋のさらなる奥地に向かった。

他の飲み屋街と違い、思案橋界隈は奥に入るとまるで迷宮のようにとても入り組んでいる。
小さく曲がりくねった路地がいくつも交差し、とても小さい店舗がギュウギュウにひしめき合う。
酔った頭で歩き回るとたちまち方向感覚が狂う、がとても楽しい。

客引きを交わし、なんとなく歩いて
適当な日本酒バーで軽く飲んで終了。

これこそ「The 金曜日の夜の過ごし方」ってやつだろう。
2ヶ月に1度はこういうのもいいのかもしんない。
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朝から揚げ物おいしいです

大学生のころはよくマクドナルドに行っていた。
ちょうどハンバーガー半額をやっていた時期だったかな。
自分が好きだったのは朝マック。
ケチャップの味がそんなに好きでは無かったこともあったのか、
普通のバーガーよりもマフィンは美味しく感じたし、
何よりサイドメニューのハッシュドポテトは当時の自分にとって格別のおいしさだった。

相模原のキャンパスで過ごした大学一年生のころは特にテスト前にお世話になった。
正門前にあった店舗に毎朝立ち寄り、朝マックで気分を高めていた。
二年生に上がり、三陸にキャンパスが移ると
そこはもうど田舎というか辺境の地だったものだからファーストフードとは縁遠くなった。
それでも、実家に帰省した時はフェリー乗り場からの高速バスが必ず7時に札幌駅に着くもんだから
その度に朝マックしていたものだ。
朝マックと関わりが無くなったのは大学院からだろうか。

昨日、マクドナルドの前を通った時にそんなことを思い出して無性に朝マックが食べたくなった。
そういうわけだから、今日は朝飯は作らず、少々早めに家を出て普段とは違うルートでの出勤。
目的はもちろん朝マックだ。

注文はいつもどおり、ソーセージエッグマフィンのセット。
久しぶりの朝マックは期待通りの味で、それは特別おいしいものでも無かったが
なんとなくワンランク上の朝食をとった気になった。

気分よく店を出て、普段は通らない正門に向かうとそこには満開の桜が。
いやーすっかり春ですな。
こんな気分のいいスタートを切っておいて、本日の実験の成果はいまいち。
それとこれとは別の話らしい。

その臭気たるや・・・

大学に行くと、なにやら人だかりが
ブルーシート包まれた何かに作業着を着た5人ぐらいの人間が群がっている。
これはと思い、学部に入ると、建物中に臭気が充満していた。

休日を狙ってのイルカの解体である。

それにしてもビックリするくらいくさい。
一階、二階は完全にイルカの死臭に汚染されていた。

こんなにくさいのに、何でイルカの研究室は人気なのだろうか。

島耕作的な研究者像

社長になった島耕作の今後を考える。10コの島耕作像。

なんとなく思い出して、久々に見たが何度見ても秀逸。

ポスドク 島耕作だったらどうだろうか。
当然のごとく男女の関係になった
研究室の女子学生が異常に優秀で
島耕作をコレスポンダンスに入れた論文を量産する。

あるいは、参加した学会で関係を持った美女が
どこぞの大学の学長の一人娘で・・・

あとは、フィールドに一緒に入った女子学生とイチャイチャしてたら
思いもかけない大発見をするとか?

なんか、どれも実際にありそうで
面白くもなんともねぇな。

あと、参加した学会で出合った女性とどうこうなるなんて
アメリカのドラマみたいなことは(そんなドラマ見たこと無いけど)
実際に起こるんだろうかね?

マネーボールを見た

勝ち抜きたければ「迷わない人」と組んではいけない。

押井守のレヴューがとても面白かったので「マネーボール」を見る。
久しぶりの映画なので、テンションが上がって
無駄に、ポップコーンやコーラを購入してしまった。

んで、肝心の内容だが、解説通り確かに面白かったけれど
あんまりにも押井守の説明が良かった、というかネタバレしすぎていたので、
満足感はいまいちだった。ちょっと残念。


押井:だけどビリーはその話を断ってアスレチックスに残るわけ。このチームで勝ちたいんだ、って。「いまだにワールドシリーズ優勝に挑戦中」で終わるんだよ。勝ってないんです。  この辺がこの映画の面白いところなんだよね。最後にワールドシリーズに勝っちゃうのが少年ジャンプやアニメの世界。日本のスポーツものがダメなのは全国大会とか世界大会で勝つまで終われないからなんだよ。そうじゃない、大事なのは途中経過なんです。逆に言えば結果なんかどうだっていい。ビリーだってそう思ったからアスレチックスに残ったんだよ。


ここら辺はすごく共感する。
小説の「しこふんじゃった」は確か最後は優勝できないで終わる。
この終わり方がとても良かった。
映画版を見るとラストが優勝して終わるように変わっていた。
これが、とてもどっちらけで。

「スラムダンク」が名作である一つの理由としてラストの良さがあると思う。
たったの一年でぽっと出たチームが快進撃をするのはいいが、
それが優勝してしまうのはあまりにもだという気持ちはある。
読み返すほどに、あそこで負けるのがとてもしっくりしているように感じる。
そして、そのおかげで、他の連載漫画のように優勝するまで長々と引っ張ることが無かった。
ここら辺は、引っ張りすぎて見てられない最近の「はじめの一歩」が顕著だろう。

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プロフィール

HN:
Norico
年齢:
44
HP:
性別:
非公開
誕生日:
1980/08/19
自己紹介:
イカの行動生態学を研究しているポスドクです。

研究テーマは繁殖行動の進化・・・
ざっくり書くと、どんな雄がモテるのか、メスはどんな雄が好きなのかということを研究してます。

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