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NoriyosiBlog

イカの行動生態を研究しているポスドクのブログです。 調査や研究のこぼれ話からポスドクの生き様などを紹介できればいいなぁ。

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また査読依頼

この間、査読依頼も嬉しいといったなぁ。

あれは嘘だ。

まさか、こんなにすぐ査読依頼がくるとは思わなかった。
しかも、今回は2週間で返答しろとのこと。

自分の論文は2ヶ月たってもアンダーレビューなのに
なんで人様のを2週間で見なけりゃいかんのだ。
まぁ、面白そうな内容だったからいいものの。

断る理由もないので二つ返事で査読を受けた。
こうでもしないと自分なんかは論文をじっくり読まないから、
かえっていいのかもしれない。
そう思うことにする。
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D論をほじくりかえされる苦痛

Sタップ細胞の件がキナ臭いことになっているが、
自分が気になったのは博士論文転載の件。

膨大な量の転載は問題だが、それよりも博士論文まで遡って
ボコボコにされるのは恐ろしいこと。
自らの事を振り返ると、転載は無いが単純にクォリティーが低い。
そんな二度と見たくない博士論文を公にコケにされるのは地獄だ。
心から同情する。

転載についてもかつての自分を省みると決して声高に糾弾することは出来ない。
2本目までの英語論文作成の際には他の英語論文から
必要な文章をそのまま抜き出して文章を作っていた。
そして、それはそんなに悪いことだと思っていなかった。
不思議なもので、日本語の論文からのコピペはありえないと思っていたが、
こと英語になるとまったく別の価値観になっていたのだ。

そのような抜き出しは、全体的に見ると明らかに不自然な言葉になっていたりするので、
共著者からの訂正や英文校閲などを経て形はどんどん変わっていって、
最終的にオリジナルな表現になっていたので、まぁ、問題は無いのだが。
日本語では簡単に言葉が出てくるが、英語ではそんなに簡単に出てこない。
そうなるとすでに書かれている論文から表現を抜き出すことはやってしまいがち。

自分はそれがいけないことだとは教えられていなかったので、まったく危機感が無かったが、
博士課程のある時、論文の捏造についてのニュースがあり、
その時始めてこれは問題のあることなのだなと意識したのを覚えている。

もちろん、彼女はイントロの大部分を転載していたようなので
自分の話とはちょっと違うのかもしれないが。

そんな話を研究室でしていたら、最近は授業で研究のルールとして
転載はいけないなどの指導があることを教えてもらった。
修士課程の授業にそんなに意味などないと思っていたが、
そういうようなことや、ディスカッションの仕方、論文の書き方はどんどんやればいいと思う。

震災からはや3年

震災当時も東北との結びつきはすでに弱くなっていたが、
長崎に在住の今となってはより弱くなってしまった。
それでもやはり今日はあの震災のことは頭にあった。

震災の時間あたりに個人的に軽く黙祷でもしようかなと思っていたのだが、
なんと、その時間になると放送がかかり、一分間のサイレンが鳴った。

九州は東北とは距離が大きく離れており、この震災についての直接的な影響はほとんどない。
にもかかわらず黙祷に時間をとった長崎という街に心から感心した。
自分も心置きなく黙祷させていただくことができた。

自分が被災地のためにできることはないが、
その分、今年一年、精一杯生きていきたい。

忙しくて平和な毎日でさぁ

うーむ。
このところは特に書くようなことも無く毎日が過ぎていく。
いや、正確に言うと、輪読会や最近の論文の話など絞りだせばあるのだが。

実験している時期はそこそこ忙しく、
それに加えて結果についてあれこれ考えたりしていると
ブログに書くことについて考えるのを忘れているのだ。

来週はもうちょっと思考スペースに余裕が出てきてほしいものなんだけど
どうなることやら。

英会話教室に通い始めた

先週から同僚と共に英会話教室に通っている。

ボクシングに続き、英会話とアフターファイブの自分磨きに力を入れ始めているのは
餓狼たるべきポスドクとして問題がある気もするのだが・・・
これが新時代のネオポスドクのやり方ということでここは無視することにする。

講師とマンツーマンがいいという話は聞いていたのだが、
そういうところはお値段がとても高いので、小グループタイプの教室を選んだ。

先週が一回目の授業だった。
最初に講師とトークをして、力量をテストされた結果
自分たちのクラスは上から2番目のクラスに振り分けられたのだったが、
そのクラスのほかのメンバーは自分から見ても英語が上手いと言えない人たちで
最初は”なんでこのレベルなのか”と不満を持ったのだが、
いざ、授業が始まってみると、自分も彼らとまったく同等であることに気づきショックを受ける。

まだ、海外に行ったこともない人もいるのに、
外国の研究者と長期間共に過ごした自分が同じレベルというのは本当にがっかりだ。

一方、いっしょに行った同僚はペアになったおばちゃんの趣味が映画であるにもかかわらず
年相応の回答をしていないことに腹を立てていた。
というわけで、お互いにとって辛いスタートとなったわけだ。

不安だらけで参加した本日。
今回のメンバーは総じて若かった。
そして、新たにとても可愛い女子高生が新メンバーとして参加していた。

会話がとても楽しかったです。

来週が楽しみだ。

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プロフィール

HN:
Norico
年齢:
44
HP:
性別:
非公開
誕生日:
1980/08/19
自己紹介:
イカの行動生態学を研究しているポスドクです。

研究テーマは繁殖行動の進化・・・
ざっくり書くと、どんな雄がモテるのか、メスはどんな雄が好きなのかということを研究してます。

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