今週から遺伝子発現解析をする学生のオトモで
よその研究室にお勉強に行ってきた。
遺伝子発現解析なんてまったくやったこともないが、
こんなんでもうちの研究室のDNA担当大臣みたいなんでしょうがない。
これまでほぼ我流でDNA実験をやってきた人間としては
プロフェッショナルな研究室とはどういうものか見てみたかったので、
自分の役割はひとつも無いにもかかわらず、学生についていった。
やっぱり、ガチのところは清潔感が段違いだね。
RNAは分解酵素の関係でDNA実験以上に厳密さが求められるということもあるが、
何から何まできちんと整頓されていて、余計なものが無造作に置かれていることがない。
実験の工程においても、学生のピペット使いや薬品の使い方について
自分はなんの気にもなっていないこともガンガン注意がかかって、
まるで自分が怒られている気分だった。
そんな感じで学生を通して分子生物実験の基礎をいまさら学んでおります。