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NoriyosiBlog

イカの行動生態を研究しているポスドクのブログです。 調査や研究のこぼれ話からポスドクの生き様などを紹介できればいいなぁ。

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シュールレアリズム・ゲーム

日本にいる時には留学経験者が口々に、
”あっちにいる時は同僚とか友達にサッカーに連れて行ってもらった” など言っていた。
正直、羨ましかったんだけど、本日、この俺もルームメイトに誘われましたよ。
シュールレアリズムゲームに。

…正直、誘われた時はどうしようかと思ったんだよ。
どんなゲームなのかまったく見当もつかないわけだし。
だけど、この2年間は基本的に体調が悪い時以外
誘いに乗る方針で行こうと思っているので飛び込んでみたわけだ。

で、連れて行かれたのはタウンにある小さいギャラリー。
中には6人ほどのおじさん、おばさんが集まっている。
ゲームの指導者に促されて、自己紹介の後に、柔軟体操。
なんでゲームなのに、柔軟体操が必要なんだろうと思ったが、そういうものらしい。

で、さっそく一つ目のゲームである。
机に座って、渡された小さな紙に場所をかけと言われる。
重要なことは俺がまだほとんど英語を理解できていないということ。
細かい話を色々としているのだが、細部はまったく理解できていないのだ。

ルームメイトから、”ホームタウンでもいいのよ”とわれたので、
適当に、"SAPPORO"と、なぜか"CHICAGO"と二つを書いた。
その紙を集めてシャッフルして、リーダーが一枚紙を引くと、
ベラベラしゃべりだした。
その引いた場所について説明しているようだ。

次の人も同様に、一枚ひいて、説明を行っている。
まずい。ルールを把握できていないまま、徐々に自分の番が近づく。
すると次の人の説明が聞こえてきた。
何やら、「青いスライムが門の周りにべっとりとついて…」みたいなことを言っている。

なんとなくわかったのだが、どうやらひいた場所について
自分なりにインスピレーションを働かせて想像して説明するというゲームみたいだ。

なんちゅう所に連れてきてくれたんだろう。
こんなゲーム、日本語でもつらいのに、英語ならなおさら無理だよ。
冷や汗をかく中、とうとう自分の番がやってきた。
牽いたカードはスペルは忘れたが、”カーティレージ”とかいう単語、
こっちの人には有名な近くの町の名前らしく、
ヒントとして、とても退屈な街だということだけ教えられた。

頭をフル回転させて、ようやくひねり出したものは
砂漠の町で、住人のほとんどが黒い蟲。
なんか、みんな笑ってくれたので、検討違いの事はいっていなかったのだろう。

2周を程すると、次のゲームに移った。
次はゲームというか、そのまんま作品作りで、
いろんな雑誌を切り抜いて、白い紙にコラージュのように張り付けるというもの。

先ほどのゲームよりも没頭すればいい分、心は楽だ。
1時間ほどの成果が下の写真だ。

 

…どういったらいいんでしょうね。
自分でもよく分からんよ。
最後はみんなで部屋の中をゆっくり歩いたり、止まったり。

ほんと、不思議な週末だったよ。
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ストレスと天気

こっちに来てから睡眠時間がまぁ長い。
肉体労働はほぼしていないので、間違いなく精神的ストレスだろう。
コミュニケーション能力に問題のある人間なのだが、
その分、適応能力は高いと思っていた。
しかし、思った以上に言葉の壁は大きかった。

そうは言っても、つながりが無いわけではない。
周りは皆親切な人ばかりで、自分に気を使ってくれる。
おそらく一番のストレスは、その親切に何一つ十分な答えが出来ないことだ。

仕事の効率は最低だ。
今月の目標に、あの論文を書き終えて、あの研究結果をまとめて、
なんていろいろ考えていたけど、現状を鑑みて、
とにかく一か月を経過させるというもっともシンプルなものに変更した。

ただ、今日は天気が良かった。
これだけで、ずいぶん気分が楽になった。
良い天気の日に、散歩するのはとても気持ちがいい。
こっちに来て思う事は鳥の数や種類がとても多いことだ。
さえずりの中を歩いていると、ネガティブな思考が吹っ飛ぶ。

先日、10日ほど居候していたミュージシャンのJが帰ったのだが、
その日も好天で、彼と一緒に散歩していたら、
そいつも満面の笑みで天気がいいと気分がいいねと言ってきた。
早口で彼の言っている英語はほとんど分からなかったが、
その日の散歩では彼の英語がいつもより分かった気がした。

SIMカードの向きにはご注意を

渡英してからこれまで、いくつかの事に苦労してきた。
そのうちの一つが携帯電話の開通。

日本にいる間、スマートホンのSIMロックを解除して、
携帯会社の契約を凍結していた。
所有のスマホを海外SIMで使うためだ。

で、こっちに来てから携帯ショップで
プリペイド用のSIMを購入。
ようやく携帯生活開始だ!…と思いきや
SIMカードをさしても電波がこない。

すると店主が、”どれ、貸してみろ”と出てきたので、
渡してみても、これがいっこうに変化がない。
SIMロックはちゃんと解除してきたのか?と聞かれたが、
間違いなく解除はしてきたはず。
そう店主に伝えたが、いくらたっても電波が来る気配が無い。

これは何か設定を弄る必要があるのかもしれない
そう感じて、ここはとりあえず家でやりますと引き下がった。
しかし、家に帰ってネットでいろいろ調べたが、
通常であれば特に何か設定を弄る必要はないらしい。

途方に暮れているなか、一つのサイトに気になることが書かれていた。

”SIMカードの挿入方向は間違っていませんか?”

いや、さすがにそれは無いだろう。
だって、携帯ショップのおやじも駄目だったんだし。
だがもしや…そう思って確認して再挿入してみると。

うわぁ、電波入った。

こんな単純なミスする俺も俺だけど
あの携帯屋のおやじ…。

というわけで、皆様、是非SIMカードの向きにはくれぐれも注意してください。

入れ代わり立ち代わり

ルームメイトのKはとても優しい。
そんな彼女にはボーイフレンドのDがいて犬を連れてやってくる。
彼もとても優しい。物静かで人当たりもいい。

また、KにはミュージシャンのJという友人がいる。
一昨日からJがしばらく泊まりに来ている。
リビングでは常にギターを弾いていて正直うるさい。
そしてJはとても早口。何を言っているのか分からない。

昨晩はそんなJとKと食事中に話していたのだが、
Jがうるさいので、Yes, Yesと言っていたら、
パブで開かれる彼のライブに行くことになった。

夜9時に開催というのに、行ってみると誰もいない。
宣伝したのか?と聞いたら、フェイスブックやツイッターで呼びかけたとのこと。
こりゃ大丈夫なのかなと心配していたら、ぞろぞろ人が集まってきた。
各々にギターやバイオリンを持っている。
対するJはギターでは無く、カホンという箱。
リズム良くたたくと、パーカッションのような音が出てこれがなかなか格好いい。
ちょっとJを見直した。

とまぁ、こう人が入れ替わりやってくる。
ちょっと前にやったゲームのザ・シムズ3がちょうどこんな雰囲気だった。
ゲームをやりながらこんな世界どこにあるんだよと突っ込みを入れていたが、
まさにこんなところにあったとは。

Kからもいつでも人を呼んでもいいからと言われているが、
俺にもそんな日が来るのだろうか。

フィッシュ&チップス

イギリス生活もようやく1週間。
とにかく疲れて、眠りに眠っております。

さてさて、イギリスと言えばフィッシュ&チップス。
こんな田舎町にも至る所にお店がある。
ということでこっちに来て早々、近くのショップにいってみた。
さっそくメニューを見てみると、コッドだのソーセージだの
とてもバリエーションが豊か。

しかし、最初は最もスタンダードなものをと思い、
メニューの一番上の何かをオーダー。
すると出てきたのはフライドポテトの山
フィッシュがないではないか。
これは認めたくないけど、明らかな失敗。

そして昨日、初回のミスを取り戻すべく、
ルームメイトという心強い仲間を伴い、2度目の挑戦。
彼女の指南によると、チップスとフィッシュをそれぞれ頼まなければならないらしい。
そうやら初回はチップスだけを頼んでしまったようだ。
つまりTheフィッシュ&チップスを食べたければ、
チップスとフィッシュの両方を頼まなければならないというわけだ。
お値段はだいたい5ポンド。

待つこと3分。
そこには巨大な箱に入った30㎝ほどの魚のフライと
前回と同じくらいのポテトの山が。
一人で喰える量じゃねぇわ。

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プロフィール

HN:
Norico
年齢:
44
HP:
性別:
非公開
誕生日:
1980/08/19
自己紹介:
イカの行動生態学を研究しているポスドクです。

研究テーマは繁殖行動の進化・・・
ざっくり書くと、どんな雄がモテるのか、メスはどんな雄が好きなのかということを研究してます。

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