海底2万マイルという本をご存知でしょうか?
フランスの小説家、ジュール=ヴェルヌが1870年に発表した冒険SF小説です。
ディズニーで映画化され、ディズニーシーでもそういう名のアトラクションがあったと思いますので、
名前だけは知っている人も多いと思いますが、本自体を読んだ人は少ないのではないでしょうか。
当然、僕も読んだことありません。
読んだこともないのに何故、偉そうに海底2万マイルについて語ったのか。
つい先日、深海生物について書いたある本を読んでいたとき、この本の名前が出てきました。
そして、昨年、久々に見た名作映画、バック・トゥ・ザ・フューチャー3のあるシーンを思い出したのです。
ドクがクララに、子供のときに海底2万マイルを読んで一生を科学に捧げようと思ったと興奮気味に話すワンシーン。
とても素敵なシーンです。
彼のように一生を捧げようとは思いませんでしたが、
僕も現在の研究の道をなんとなく志すきっかけになった本、・・・・ではなく映画があります。
確か中学2年生の時に映画館で見たジュラシックパークです。
主人公のグラント博士が実際に恐竜と出合った時に感激する様、
恐竜がどんな行動をするかを一人だけ分かっちゃう様子なんかを見て、
ぼんやりと学者に憧れた記憶があります。
基本的には消去法で人生を選択してきたのですが、
この映画を見た当時の記憶が僕の進路選択に少なからず影響を与えているのは間違いありません。
海底二万マイルという本の名前からふとそんなことを考えていました。
そして、ドクの人生を決定付けた海底二万マイルがちょっと読みたくなりました。
実際はバック・トゥ・ザ・フューチャーの方がすぐにでも見たいです。PR