さすがイギリス。クリスマスへの盛り上がりが日本とは一味違う。
11月中旬くらいからテレビCMはクリスマスギフト一色だ。
街もクリスマス用のライティングが始まった。
日本では普通に暮らしていたら意識しなかったことだが、
やっぱりこっちでは一大イベントなんだろう。
そして先週末はラボメンバーでのクリスマスディナーに行ってきた。
レストランはいろいろ選べたが、初めて本場のクリスマスを味わう私のために
伝統的なクリスマス料理が出るレストランでやることになった。
席に着くとまずはクリスマス用のクラッカーを開ける。
隣の人と引っ張り合って開ける。別に音は鳴らない。
中には紙でできた王冠とおもちゃ、そしてジョークカードが入っている。
王冠を被りジョークを読みあってスターターが来るまで楽しむわけだ。
そこにスターターがくる。私のはパテだ。
別に好きではなかったが、これも伝統的だと言われたから選んでみた。
塩気が強くてなかなかおいしかったが、ちょっと多かった。
メインはもちろんターキーだ。
想像していたのはいわゆるローストチキンのような、鶏の形が分かる料理だったのだが、
実際は食べやすいように切り分けられて出てきた。
しかし、これがまた量が多い。
やっとのことで食べ終わったころにデザートが出された。
クリスマスプティングがクラシカルと言われたが、
同僚からとても重いよとの忠告があったのでチーズケーキを選んでいた。
いつもどうでもいい無茶をする自分にしては
この時ばかりはいい判断をしたと思っていたのだが、
ところがどっこい、チーズケーキにかかっているベリーソースの酸味がきつすぎる。
こっちはこっちで食べきるのがなかなかに辛い。
なんとか食べきった時にはすっかり具合が悪くなっていた。
クリスマスディナーがハイボリュームなことは今回の事でよく分かったので、
次のクリスマスは普通のご飯を選ぶことにしようと思う。
なんか辛い体験になってしまったが、この日は共同研究者から
論文アクセプトの知らせが届いていたのでそうはいっても気持ちよく祝うことが出来た。
ただ、今週もクリスマスディナーがあるんだよな。
今度は所属部署全体の奴で、しかもなぜかメインをターキーにしているという。
何してんだよ…
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