今の研究室にはじめて来たときに
研究室の学生に部活は何をやっているのかと聞くと、
農学部だと答える。
変わったボケをする子だなと思ったが、
よくよく話を聞くと、
農学部ではなく”能楽部”だった。
そんな彼の晴れ舞台が本日近場の会場で行われるということで、
応援がてら同僚と一緒に見に行ってみる。
人生ではじめての能体験である。
いよぅ。ポンッ!という拍子をバックに、
高そうな着物を着て、能面を付けて舞う。
正直、面白い!とか感動した!とかいう感想はない。
まぁ、学生がやるものなので、
本気の能は心を揺さぶるものなのかもしれないが。
だが、なるほど、これが日本文化かという関心はした。
ちなみに、うちの研究室の学生は本日の主役だったので、
能面を被り、薙刀を手に持って舞っていた。
主役なのに顔が見えないとはこれいかに。