本日は輪読会で、自分の担当でした。
直前になって担当になったので、前もって準備をできなかったのは痛いところ
先週はイカの仕事を後回しにして、これに取り組む羽目になってしまった
で、社会行動と環境変動の影響に注目した章だったのだが、
読んだ感想は、これに関する具体的な研究はまだ無いので、なんともいえないというのが正直なところ
著者は、環境が変われば、餌や捕食者などの量や分布に影響し、
それによって個体の集合具合が変化し、社会構造も変わる
配偶システムなどの違いは個体群の変化に影響すると主張したく、
そのツールとしてIndividual based model(個体ベースモデル)を押しているのだが、
いかんせん、証拠がほとんど無いのがすべてを薄くしてしまっている気がした。
目の付け所は面白いけどね~
残念ね~
それはそうと、今回個体ベースモデルの論文を始めて読んでみた。
モデルを扱った論文なんて、数式ばっかりで自分には読めないと思っていたが、
コンピューター上に仮想生物を生み出して、シミュレーションするこのモデルは
その生物にどのような制約を課したかという説明が続くだけで数式は無く、
とても読みやすいという印象。
同じモデルでもずいぶんと違うのね
まぁ、自分が今後使うようになるとは思えないけど
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