この間アクセプトされた論文だが、なんともうオンラインで公開された。
Female Pygmy Squid Cryptically Favour Small Males and Fast Copulation as Observed by Removal of Spermatangia
Noriyosi Sato, Takashi Kasugai, Hiroyuki Munehara
Evolutionary Biology 2013
雑誌の出版は年に4本なので、発表は遅くなるだろうと勝手に思っていたが、
中々にすばやい雑誌のようでなにより。
ただ、オンライン公開の通知が来ていなのは気になるが・・・時差ということで。
そういえばシュプリンガーで出た前の論文もそうだった気がする。
さて、今回の論文だが、
ヒメイカの雌は交接(交尾)後の精子排除によって体が小さく交接時間が短いオスを選んでいる
というタイトルそのままの内容になっている。
このネタは自分の博士論文の核となるネタであったが、
卒業から4年目でようやくパブリッシュとなったわけだ。
これまでの論文はイカの基礎生態についての発見報告がほとんどであったが、
配偶者選択を扱ったこの論文を出すことによって
自分もようやく行動生態学者として成果を出すことが出来た、そんな論文。
是非是非、見てやってください。
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