ようやく平衡石のカウントが終わったぜ~。
でもデータが自信が無いのか帰ってき次第、
日齢査定の論文をあさって結果を比較する始末。
だってさぁ、今まで分かっている最長日齢と今回のデータがあまりにも開きがあるからさ。
不安になるのよ。自分の結果が。
こんな弱い自分が嫌になるねぇ。
そんなさなかに見つけた論文をちょっと紹介
Extreme plasticity in life‐history strategy allows a migratory predator (jumbo squid) to cope with a changing climate
Henk‐Jan T Hoving, William F Gilly, Unai Markaida, Kelly J Benoit‐Bird, Zachary W Brown, Patrick Daniel, John C Field, Liz Parassenti, Bilin Liu, Bernardita Campos
Global change biology 19: 2089–2103 (2013)
サメすらも捕食する巨大イカで有名なアメリカオオアカイカだが、
普段は外套長55cm以上、1年から1年半で成熟するこのイカも
エルニーニョが起こると半年くらいで30cmくらいの小型サイズで成熟するように
生活史が変化するという驚異的なお話。
どっちの生活史パターンも一年のうちに見られることから共存しうるものらしい。
あんな馬鹿でかい奴がここまで適応力が高いのは本当に驚き。
あと、主著のHさんは次々に業績を上げて本当にすごいというか、羨ましい。
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