先月のゼミで寄生虫の研究者が講演に来ていたのだが、
彼の話ではイカにつく寄生虫は有名どころであるアニサキスやニベリン条虫だけでなく、
カイアシ類のような寄生虫もいる可能性が高く、それに関してはそれほど知見があるわけでは無いとのこと。
特にヒメイカとなっちゃぁ、なおさら。
そういえば、解剖していたら
ワラワラとちっちゃい何かがうごめくのをいつも見ている。
いつもはまったく気にしていなかったが、
そういう話を聞くと、ちょっと見てみるかという気になった。
麻酔がかかったイカを弄っていると、
漏斗から大量のちっちゃい何かが漏れ出した。
倍率を上げて観察。
すると確かに、見たことが無い何かが大量に見つかった。
なんといったらいいのか分からないが、
感じたことをそのまま書くと、
モヒカンのヨーヨーに円盤がくっついたようなものだった。
こんなこと書いても想像も付かないと思う。
でも、安心して欲しい。
読み返してみたが、書いた当人も理解できなかった。
これでおあいこだね♪
それが、この間、長崎で取ったイカの話。
今日は送られてきた名古屋個体群を解剖していた。
案の定、麻酔をかけるとこちらでも大量に出てきたちっちゃい何か。
でも、この間とは形が異なり、今度はクラゲのような形状だった。
これが価値あることかどうかは自分にはよく分からないが、
なんとなく面白そうなので、先の人に相談してみようと思う。
跳ねればいいネタになるかも。
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