最近、まとめて若手研究者の本を読んだ。
孤独なバッタが群れるとき―サバクトビバッタの相変異と大発生 (フィールドの生物学)
右利きのヘビ仮説―追うヘビ、逃げるカタツムリの右と左の共進化 (フィールドの生物学)
アリの巣をめぐる冒険―未踏の調査地は足下に (フィールドの生物学)
いずれも、学振DC、PDを獲得した、挫折知らずの優秀な研究者。
(挫折っぽいことを書いていたが、俺から言わせれば挫折のうちに入らない)
光の中を歩いてきた人たちだが、そうなれたのは本を読めば明らか。
行間から研究への情熱がみなぎっていた。
こんなのが研究のスタートからほとばしっているのであれば
そりゃぁ業績も上がるだろう。
陰鬱とした、方向性の定まらないドクターライフを過ごしてきた自分とは対照的で
読めば読むほど暗い気持ちになった。
特に上二人は年齢が同じだ。感じるものは大きい。
この感情は嫉妬ではない。
自分を卑下する気持ちだろう。
追いつきたい。
それが叶うかどうかは、これからの研究態度次第だろう。
ちなみに一番上の人は
ブログをやっている。
読めば分かるが、とてもファンキーな人だ。
この人を応援する意味でも本を購入してしまった。
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