イカの解剖実習が終了。
学生時代、イカの解剖実習のTAをしたことがあった。
その経験は実習をする上で大いに役に立ったが、
実習を主導すると、いかに正確に理解していないか思い知る。
昨年のミスを反省して臨んだ今年の実習は昨年よりも質の高い指導をすることができたが、
それでも2年目くらいではぽろぽろミスが出てくるものだ。
例えばイカの眼
人間と同様の構造の、カメラ眼ということは知っていたが、
それがどのようなものか正確には把握していなかった。
無脊椎動物は普通、単眼や複眼という光を感知するレベルの眼を持っているのだが、
イカとタコはレンズや網膜というような目ではっきりとした像を見ることが出来る。
このような眼の構造をカメラ眼と言う。
他にも、各器官の正確な役割など。
こういうことは普段はなおざりになりがちだが、
実習などはそういうことを見つめなおすいい機会になる。
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