たまには充実した休日を過ごしたいと思い・・・
いや、家でゲーム三昧が充実していないわけではないが、
って誰に言い訳しているのだろう。
まぁ、なんとなく外に出たくなって、水族館に行ってきた。
長崎に来てから、2回目の観光だろうか。
今まで水族館はなんとなく見てまわっていたが、
今回は魚の名前を覚える訓練をかねて、新たな手法で楽しんだ。
水槽横の解説を見ずに、水槽内の魚だけを見て名前を当てていくのだ。
今年は2年ぶりに、自由に研究活動をすることが出来る立場になったが、
フィールド調査を通して、絶対的に生物の知識。
それも基礎中の基礎である生物の名前をあまり知らないことを思い知った。
こういう知識は図鑑がそんなに好きではない私が(動物学者とは思えない発言だが)、
本で覚えようとしても効果はほとんどない。
実際に生きた魚を見て訓練するのが一番だ。
その準備体操としてのチャレンジだったのだが、
今回こういう見方をして水族館で重要な部分に気がついた。
それは答えあわせにもなる名前カードである。
このカードについた写真は水槽内の種を同定する唯一の手がかりなのだが、
この写真の撮影角度が悪かったり、露出などの関係で色あせしていると、
せっかくの答えあわせができないのだ。
さらに悪いことに、この水族館は名前カードに無い魚が水槽内にいるかと思えば、
カードはあるのに、水槽内にはいないのも数多くいた。
見せ方やムードなどは水族館の良し悪しの基準としてよく話題になるが、
一番重要なのはこういう基本的なところなのではないかと考えさせられた。
で、肝心の正答率は60%くらいだろうか?
ベラとハゼの仲間は一般的な奴でもほとんど分かっていない。
北国育ちだからなぁ。
近くにいたカップルは彼氏の知識がすごくて、
細かく彼女に説明していた。
自分も知らない魚も彼氏は常識と言わんばかりに、彼女に説明するのだ。
すべてにおいて負けた気がして、とても恥ずかしい気持ちになったが、
彼女が「そうなんだ~。」と興味なさそうにしていたので、
まぁ、いいかって思えて、すぐに立ち直った。ざまぁみろ。
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