NoriyosiBlog

イカの行動生態を研究しているポスドクのブログです。調査や研究のこぼれ話からポスドクの生き様などを紹介できればいいなぁ。

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明日は魚類生態研究会。
我が研究室のメンバー総出で
朝から車で山口県の柳井まで移動。

小規模ながら、一泊二日で
遅くまで語らうことのできる研究発表会なのでちょっと楽しみ。

魚類ではないイカの自分は
自己紹介がてら、古いネタで発表するつもり。

自分の前は同じく軟体動物のSさん。
最近BiologyLettersに掲載されたウミウシの使い捨てペニスの論文は
普通にウェブニュースで紹介されていて、とてもうらやましい。

そんなノリに乗っている彼女の後はちょっと嫌だったが、
出る杭は二度と出て来ない様に地面にめり込むほど打ち付ける
くらいの気持ちで発表しようと思う。

軟体動物にもストレッチが必要？

本日もだらだらとイカを観察していたら、
あることが気になった。

ヒメイカはよく、伸びをする。
腕をめいいっぱい広げて、うーんという感じに。

で、これって今までは
ああやってるやってるくらいにしか思っていなかったが、
実は面白いことなんではないだろうか。

そもそも、伸びって何のためにやるのだろうか？
人間もやるし、猫でも見る気がするが、
どの動物までやるのだろうか。
哺乳類だけか？
だとしたら、イカはなんでやるのか？
そもそも、同じ機能なのか？

意外にネタになるかもしれない。
もうちょっと気をつけて観察してみようと思う。

監督の名前は村西とおるしか知りません

ついに本格化した交接実験。
しかし、いかんせんオスのやる気が無い。

我がイカ君は背中をべったり基質に着けて
頭を振り振り、周りの様子を伺う。

実験がはじまり、水槽内の雌とご対面するが、
ちらちらと雌の方を向き、その様子を気にするも、
どうも勇気が無いらしく交接までには至らない。

かと思えば、無駄にガツガツしているやつもいるが、
そいつはそいつで、雌への接近が急すぎて
怖がらせてしまい、嫌われる始末。

温厚で知られる私も
これにはたまらず、「行け！馬鹿！」と声を荒げた。

ちなみに、ヒメイカはとても小さいため、
行動を観察するのにもマクロで最大ズームにしなければならない。
なので、撮影にはプロ使用のかなりいい三脚で
常にイカを追う必要がある。

彼らの情事を包み隠さずカメラに収めようと
必死に動きを追う私の姿は
さながら行動生態学の村西とおるといったところか。

・・・誤解されないように言っとくけど、
俺は参加してないよ。

生態学会はせっかくの静岡開催なんだけど・・・

生態学会大会のパンフが届いたんだけど。
ちらっと見たら、面白そうな企画集会があちらこちらに。

今年は前の職場のあった静岡が開催で、
学会にかこつけて、いろいろ行きたいところもあった。
発表内容を見ても魅力的なものが多く
今年度の参加した学会の中で一番行きたい学会なのだが、
いかんせんタイミングが・・・。

発表するネタも無かったし。
お金もないし。
何より問題なのは実験期間の途中だということ。

まぁ、我慢するしかあるまいて。

止めよう止めようと思いつつも

夕方、家に帰ってネットを弄る。
とあるブラウザーゲームが面白いとの評判を目にしたので、
ちょっと息抜きにやってみるかと思ったのが午後の6時くらいかな。
で、ゲームを止めたのが朝の5時。

久々にやっちまった。
後悔はあんまりしていない。
こんなのはもう慣れっこってやつでさぁ。
（それもどうなのよ）

気になるゲーム好きはやってみるがいい。

宇宙海賊王