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NoriyosiBlog

イカの行動生態を研究しているポスドクのブログです。 調査や研究のこぼれ話からポスドクの生き様などを紹介できればいいなぁ。

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忘れていたよ、ドリトル先生のことを

進化生物学への道―ドリトル先生から利己的遺伝子へ (グーテンベルクの森)

今年の動物行動学会で日高賞を受賞した長谷川真理子は
受賞講演で彼女のこれまでの研究の歴史を面白おかしく話しをしていた。
彼女はこれまでに数多くの、それも非常に読みやすい、一般書を書いている。
彼女の本に影響されて行動生態に興味を覚えたという後輩もいる。
自分も大学院では彼女の著作にお世話になった一人だ。
なので、彼女自体の研究の歩みは興味深かったし、
それを聴けて、とても満足だった。

んで、この本を今日読んだら、
ほとんど受賞講演の内容だった。
というか、講演がこの本からとったと言ったところか。
ようするに、彼女の自伝みたいなものだ。
相変わらず読みやすい。

講演では大学生のころから話しは始まっていたが、
この本では、行動学への興味を持つきっかけについても書いていた。
その大きなきっかけの一つがドリトル先生航海記だった。

彼女のような本の虫ではまったくないが、
自分も小さいころはドリトル先生に熱中したものだ。
共通点なんてあるとは思っていなかったのでちょっとびっくり。

もう内容はほとんど覚えていなかったが、
この本を読んでちょっとばかし思い出す。

ムツゴロウさんとわくわく動物ランドに育てられたと思っていたけど、
それだけじゃなかった。すっかり忘れてた。

ドリトル先生ごめんなさい。
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今日は乗らない日

昨日とはうって変わって調子が出ない論文執筆。
まぁ、こんなもの。
というか実験があるからしょうがない。

で、肝心の実験も本日のイカちゃんは
みんなトゥーシャイ、シャイボーイだったので
ぜんぜん交接せず。

そんなこんなでちから無く帰ってきて、
だらだらとネットの世界をサーフィンする。

で、気付くのだけど、
結構、結婚してたり、付き合ってる人でも
遠距離恋愛しているくらいで
リア充爆発しろとか言っちゃったりしてるもんなのね。

違うよ~とお伝えしたいけど、
直接伝える勇気が無いからここで書いとくね♪

てめぇらは十分リアルライフ充実しているだろうが。
俺のように彼女いない、友達少ない、
休日は引きこもってゲームに勤しみ、
たまに寂しさを感じるときは、寝る前にでも
携帯を開き、数少ない電話帳を順に見ていって、
なにか満足した気になって、パタンと閉じて眠りに付く、
そんな俺でも簡単に言えないくらい、重みのある言葉がリア充なんだよ!

って、俺の友達が言ってました。

さぁて、すっきりしたしそろそろドラクエして寝るかな。

気持ちが乗った日

ここ最近、論文執筆の進度が非常に遅かった。
イントロを書いては消す作業を2ヶ月は続けただろうか。
昨年末にマテメソ、リザルト共に書き終わっていただけに、
初稿、それもイントロを書き終えるのにここまで時間を食ってしまったのは
非常によろしくないことだった。

やっぱり、いい雑誌に載せようと思うと、イントロは悩む。
悩んで、書き直しを繰り返していると
自然と、書いてやろうという気持ちも減退していく。
そんなこんなで、実験期間中だったということもあったし
執筆に費やす時間は徐々に減っていった。

だが、今日は朝から論文を書きたい気持ちがとても強かった。
原稿を前にしても気持ちが乗っていない時期なら
とりあえずネットでニュースをチェックするという逃げに走るところが
そんなことなく、長時間、集中して原稿に向き合えた。
そういうわけで、今日一日でずいぶん書き進むことができた。

こういう日があるから論文書きもいいものだと思えてくる。
なんとか今週中にまとめ終わりたいところだ。

筆が走りすぎ

大学院の同期からメール

昔の所属研究室のHPで
最近パブリッシュされた論文の紹介記事が出たそうだが
これがなかなか酷いとのこと。

確かに共同研究者で記事の執筆者である
師匠のM先生から今回の記事を事前に見せてもらってはいて、
これがなかなか毒を吐いていて酷かった。
まぁ、そこは心を大きく、
せっかく自分の研究を紹介してくれているということで
その内容でのアップをOKした。
(というか研究内容以外は修正しないとの文言があったからだが)

たぶんそのことだろうと思ったが、
一応確認しておくかとサイトを見てみると・・・

これは酷い

前に確認した時よりも記事の長さが2倍以上になっているので
ページを開いた瞬間違和感はあったのだが、
何、さりげなく俺の暴露話してんのよ。

そして思い出す大学院時代
ニコニコしながら
真冬に服のままシャワーをかけられたり、
背中をたたかれたり、
背中に氷を入れられたり。

やってることが子供じゃないか。
そういやそんな先生だった。

こんな思いをするのは自分だけではもったいないので、
他のOBも味わうべきだと思う。

ポスドク飲み会

オフの日は家でゲーム
オンの日は研究室からであるかないでお馴染みの自分は
当然ながらお友達はいない。

そんな自分を、先日、同じ水産のポスドクのYさんが飲み会に誘ってくれた。
Yさんはイケメンで社交性の塊で自分とは対極の性質の人間なのだが、
何を勘違いしたのか、自分を同じイケメン界の住人だと感じたみたいで声を掛けてくれた。

自分はアウェイでは置物と貸すが、
ホームではそうとう調子にのる内弁慶タイプなので、
そこだけを見て判断したのだろう。

結婚式の二次会や学会の懇親会で
誰とも喋れずに、隅の方でひたすら飯ばっかり喰ってる自分の様子を見たら
スルーされていたに違いない。

で、その飲み会なのだが、
まぁ、これがここ最近で一番楽しかった。

面子が水産学部の同年代のポスドクや助教という
同じような境遇の8人というのも大きいが、
なんというか、皆、変なプライドが無い人ばかりで、
どう言葉に表せばいいのか分からないが、
ようするにいい奴らだった。

そこには自分が全力で調子にのれる雰囲気があった。
そういう場で、精神がネガティブ期に入っていない時の自分は
中々の3枚目を演じることが出来る。
本性を気付かれることもなかった。

あんまりにも楽しかったので、
久々に朝4時すぎまで、河岸を変え変え、思案橋で飲み明かした。

そんな二日酔い状態で迎えた本日の実験はきつかった。
楽しかったリバウンドが一気に噴出した。

でも、また誘ってくれたら嬉しいな。
その時は、また精一杯イケメンの振りするよ。

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プロフィール

HN:
Norico
年齢:
44
HP:
性別:
非公開
誕生日:
1980/08/19
自己紹介:
イカの行動生態学を研究しているポスドクです。

研究テーマは繁殖行動の進化・・・
ざっくり書くと、どんな雄がモテるのか、メスはどんな雄が好きなのかということを研究してます。

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